第15回水戸まちなかデザイン会議は今年度の実験内容についてディスカッション、まちなかチャレンジの企画の提案者によるプレゼンが行われました。
当日は大雨でしたが初めての参加者もみられ、17名の方にご参加いただきました!
《今年度の実験内容(案)について》
社会実験の快適な居場所づくりとまちを使いたくなる仕掛け、それらの効果検証について昨年度の取り組みを振り返りながら各空間・仕掛けづくりごとに案を紹介しイメージを共有しました。
《グルディスカッション》
実験内容(案)を踏まて1時間半程度の時間をとり、グループに分かれて意見交換をしました。以下の意見の一部を掲載します。
●まちなか(水戸)について
課題
水戸はストーリー性がない街になってしまっている。
壁画を取り入れたいが、条例で屋外広告物の縛りを受けてしまう課題を抱える。
アートを取り入れていくのがいいと思うが、水戸には受け入れる土壌がない。
若手のアーティストも外(東京)に出て行ってしまう。
水戸の人は良いモノに気づかずに過ごしている。
まちなかは緑が少ない。
まちとして使いたい場所がたくさんあり返って資源が拡散してる。
提案
アートディレクションが必要。
落書きはダメだが上手い壁画は喜んで受け入れる。
どこかにフリーで絵が描けるスペースを作ってはどうか。
まずはインセンティブを与えてまちなかに住んでもらうことが必要だと思う。
ダンスをする場所があってもいいと思う。
フリーピアノもいいと思う。なぜ水戸駅にないのか不思議。
水戸の古着屋は都内にも出店している。水戸の古着文化は着目すべき。
もっと緑を増やしてはどうか。
駐輪場は必要なのでやるべき。
オリジナルステッカーを作るなどして水戸らしい自転車を用意するのもいいのでは。
自由広場でワークショップを開くのもいい。
南町自由広場と西洋俱楽部ビルを濃密にし、間にある飲食店に引き込む導線づくり。
何かやっているのその先が必要。
世代別にモデルルートを作成してみる。
●南町自由広場
課題
芝生内に入っていいのかと思ってしまう。
滞在する人はほぼいない。
どういう使い方をするのかのイメージがつかない。
ターゲットをどうするか。
イベントが行われていても通りの人は何をやっているのか分からない。
バスケスクールで親子さんたちがいるがその人達がいる場所に屋根がない。
車の通りが多く、子供が危ない。
車を停める場所がない。
提案
ご自由にお使いください的なのがあるといい。
日常の仕掛け作りが必要。
日常使いとしてテーブル、椅子、屋根は欲しい。
テーブルセットは安っぽいものではなく、デザイン性のあるものを。
植栽で囲い過ぎても入りにくいので、外から芝生も見えるぐらいにしたらどうか。
南町2丁目を実験エリアの中心とみた場合、広場はエリアの端になるので大きな仕掛けをする必要はない。
目的地として設定しなくてもいいのでは。
ユーザーがどこから来ているか、徒歩圏内の人ならばそれらの層に定めた方がよい。
人を集めて趣旨を伝える。
子どもが興味を持つことが大事。
子供が興味を持てば親も子どもを連れてくるし、消費にもつながる。
デジタルサイネージも活用すべきだと思う。
●西洋倶楽部ビル
課題
現在は通路としての機能。
何の目的か設定しないと人は来ない。
昨年度も通りから見えたが何をやっているのか分からない。
1人では座りにくい、来にくい。
会場に説明がほしい。
提案
SNS・HPなどで発信。#(ハッシュタグ)を利用する。
施設内に入ってる店舗との連携する。
フィーリング系の音楽や小さい音楽会場として利用する。バンドよりソロ。ダンス。
目的はテナントとディスカッションして課題を挙げながら出せれば。
●貫通通路
課題
昨年度の試行・実証実験でミラーボールなどによる仕掛けを見たが結局なんだろうと思った。
提案
フォトスポットを設けてフォトコンテストを実施しSNSでの発信する。受賞者にはまちなかの商品券をプレゼント。
#(ハッシュタグ)で事務局公式から反応してもらえると嬉しい。お気に入り・リツイートなど。
若いアーティストの作品展示場にしてはどうか。
香りの演出をしてはどうか。人工の香りではなく、自然系のものが良い。
ビル内店舗とも連携できるといい。
指向性のあるスピーカーでの音の演出をしてはどうか。
占い師がいるのもいいかもしれない。
●民間活用
提案
軒先などちょっとしたスペースを利用する。
空きテナントを安く貸せるようなサポート。
チャレンジショップスペースを提供する。
駐車場はわざわざ借りなくてよいのでは。
●グリーンスローモビリティ
課題
乗客者に向けた店舗情報の発信。
ラッピングなど外装のデザインをしっかり考えないといけない。
提案
外装のデザインは若手のアーティストに任せてはどうか。
●プロモーション
課題
まちなかの情報源というとフリーペーパーが強い。
若者はWEB・SNSでの情報入手ではないか。
紙媒体でもオシャレなものなら持つかもしれないが、それはアイテムであって情報源ではない感じ。
フリーペーパーもたくさんあると聞くが、どこに行けば手に入るのかわからない。
市民センターにあるといってもわざわざ取りにはいかない。
提案
土日だけでも子ども向けのイベントを開催し、そこで情報発信をしてはどうか。
カリスマ女子高生みたいな子がまちなかに対して情報発信できる場があるといいのではないか。
渋谷FMでは女子高生が情報発信をしていてとても面白かった。
山忠ビルの1階をFMぱるるんのサテライトスタジオにするとか、M-SPOのデジタルサイネージで流すとか、まちなかとの接点をつくってはどうか。
山忠ビルのところはアートの展示などでもいい。
様々な課題やアイデアを発見できる場となりました!皆さんで10月の実験に向けて引き続き議論を深めていきましょう♪
《まちなかチャレンジプレゼン大会》
3名の方にプレゼンしていただきました!
「水戸まちなかの森」
(赤岩さん)
・昨年度に引き続き南町自由広場にて実施
・森を五感で楽しむ・機能を知る・つながる 里山の暮らしをとの交流を企画
「コミュニティ&トークンエコノミー ~新しい関係性をデザインする~」
(三ツ石さん)
・失われつつあるコミュニティをトークン(新しい価値を生む仕組み)で再生する
・10月に3回60分程度/回 実施予定
・一緒に考えてくれる人・当日動いてくれる人を募集中!
(磯崎さん)
・CAFE in Mitoの復活
・アーティスト・イン・レジデンス
・若手アーティストをまちなかで発表できる場づくり
(発表順)
社会実験の運営組織
「水戸まちなかリビング作戦実行委員会」
のメンバーを募集します!
運営メンバーとしてご協力いただける方は、ぜひよろしくお願いします!
参加頻度は個別に調整、決定します。(期間中に1日だけでもOK)
運営メンバーとして想定している活動
・実験準備(会場装飾、広報物・SNS・WEBサイト対応など)
・実験会場の設営/管理(什器の配置・撤収、清掃、見回りなど)
・データ収集(案内パンフレットの投函、期間中のヒアリング調査など)
・記録/情報発信(実験期間中の写真撮影、SNSへの投稿など)
宛先 mitonomachinaka@gmail.com
本文に氏名・希望される関わり方を記載してご連絡ください。
まちなかチャレンジの提案も随時受け付けております!
水戸南町自由広場・ROOF TOP PARK PARADISO・沿道空間
などを活用して、なにかチャレンジをしてみませんか?昨年の取り組みはコチラ
↓応募フォームはコチラ
随時参加者を募集しています♪
水戸まちなかデザイン会議は、随時参加者を募集中です! 未来ビジョンに共感していただけた方はぜひご参加ください!
次回は9月19日(月・祝)に第16回水戸まちなかデザイン会議を開催予定!
実験会場のひとつとなる西洋俱楽部ビルのお掃除WSと周辺のゴミ拾いを行います。
詳細が決まり次第、お知らせします。ぜひご参加ください!
InstagramやFacebook、TikTok、TwitterなどSNSへの投稿もよろしくお願いします!
#(ハッシュタグ)
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