8月19日(土)、第22回水戸まちなかデザイン会議を開催しました!
今回は「10月の社会実験に向けたアイデア出し」を行いました。1か月半後に迫った社会実験に向けて、歩道の活用方法・公共空間や民地の空間活用・認知度向上のための広報や仕掛けなど、テーマごとに分かれて議論しました!
本会議では会場に16名、オンラインに1名、全体で17名が参加しました。年齢は20代から60代まで、職業も教育関係、福祉関係、学生など、年齢職業問わず幅広い参加者にお集まりいただきました。そのうち3名は初めての参加者で、新たな交流・つながりが生まれました!
会議の様子は、水戸まちなかチャンネル(YouTube)にてご覧いただけます。
1.今年度の取り組みについて
令和2年度に設立された「水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会」のこれまでの活動および未来ビジョンについておさらいした後、今年度の取り組みについて詳しくご説明しました。
〈ビジョンのおさらい〉
〈今年度の取り組み方針〉
今年度の取り組み方針は、
a.大通りを賑わう空間にする
b.快適な居場所をつくる
c.裏通りの安全性を向上させる
d.共感の輪を広げる
の4項目が中心となっています。さらに、これら事業の収益化を考えることで、活動の継続性を高めていきます。
2.社会実験のアイデア出し
a.b.c.dの4つの取り組み方針のうち、それぞれ考えたいテーマごとに分かれてアイデア出しを行いました!
a.bチームは実際にまちなかを歩いて現地を調べ、cチームはふせんにアイデアを書き出してまとめ、dチームはオンライン参加者と協力するなど、さまざまなアプローチでアイデアを膨らませました。
話し合いで出たアイデア・感想(一部抜粋)
a.大通りを賑わう空間にする / b.快適な居場所をつくる
・道路側の歩道はやはり車道と近く、ベンチやテーブルを置いても排気ガスの関係で飲食は厳しそうだ。しかし民地側にスペースをとることができれば、まさに官民連携の試みができるのではないか。
・占有区域の幅に余裕がある区間で、設置物をあえて真ん中に置くことで歩行者や自転車の動線を変えたり、仮設の点字ブロックを作るのはどうか。
・沿道事業者とのつながり・関係性をもった空間活用や、区域全体でもストーリー性・連続性のある活用を考えるとよい。
・人工芝やベンチなど、滞在空間をパターン化してデザインすると設計しやすい。
・今回対象エリアを歩いてみて、範囲が長いと感じた。特定のエリアに絞って集中的に活用検討するほうが効果的なのではないか。
・実際に歩くと、日除けがあまりなく暑かった。
c.裏通りの安全性を向上させる
・沿道事業者へ荷捌きをする車両も通るため、路駐用のますを作り、スラロームの
ようにする。
・逆走対策として路面標示を施す。
・夜間はロゴプロジェクターを用いて、路面に一方通行表示の投影をする。
d.共感の輪を広げる
・いかに間口を広げて来やすく、入りやすくするかが大切。
・いきなりイベントで呼び込むよりも、まずは活動の周知やまちなかに居場所を作ることに力を入れる。
・学生をターゲットにするならば、まちなかの空き店舗を勉強スペースとして開放し、Wi-Fiや飲み物を置いて学生が使える自由な居場所を作る。
・まちなかの魅力的な人との出会いのきっかけになれるような「人に会える」ことを目的にしたイベントを企画する。
・デザイン会議も、何をしたかの情報発信はしているが、どのような人が参加しているかの情報はない。できる限り情報開示をして組織の可視化を行うことで、間口を広くすることにつながるのではないか。
この取り組みが少しでも気になったみなさん
ぜひ参加してみませんか♪
水戸まちなかデザイン会議は、水戸のまちなかの再生に向けて
活動するオープンプラットフォームです。
随時参加者を募集中!
次回は9月18日(月)に開催予定!
詳細が決まり次第、HPやSNSでお知らせします。ぜひご参加ください!
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